時に芸術家のことばに心揺さぶられる。
草間彌生さんのことばにも然り。
「芸術の心のかぎりの求道のいしづえをもって
人々に仕え社会に貢献したい。
そのゆきつく先は、わたしはやがて老いて
宇宙の広々とした天国の階段をのぼりつめて、
白雲が静かにつづくしとねで
わたしは自我をはなれ
深々とした青い空のしとねで、
ゆったりとねむりつづけるだろう。
そして地球にサヨナラを伝えるのだ。」
展示会場のところどころにあらわれる
その作品と同様繊細ながら力ある、草間さんの詩。
「永遠の永遠の永遠」、にて。
↑写真は、直島の人気者「南瓜」。